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HPVワクチン
特徴
子宮頸がんは20~30歳代の女性が罹患しやすいのですが、その前にHPVワクチンを接種しておくことにより、このがんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)による感染を防ぐことが出来ます。また、尖圭コンジローマについても予防効果が確認されています。
接種の対象となるのは9歳以上の女性であり、まず問診や体温測定を行ったうえで1回目の筋肉注射を行います。その時点から2ヶ月後、6ヶ月後の計3回、接種します。
HPVワクチン(シルガード9)とは
HPVワクチン(シルガード9)は子宮頸がんを予防するためのワクチンの一つであり、従来のガーダシル4価(HPV 6,11,16,18)に加え、HPV 31,33,45,52,58の合計9価の予防に対応しています。
これによってHPVが原因とされる子宮頸がんの9割近くを予防できるようになると言われています。
ご注意
予防接種を受けると、子宮頸がんのリスクを減らせますが、ゼロになる訳ではありません。接種時にすでに感染しているHPVを排除したり、すでに生じているHPV関連疾患の進行予防効果も期待できません。そのため、予防接種を受けた後も、毎年、医療機関などで定期検診を欠かさないようにしましょう。
重大な副反応としては、過敏症反応(アナフィラキシーショック、気管支の痙攣、蕁麻疹など)が現れることがあります。そのような場合は、すぐにご相談ください。
料金
公費:0円 (キャッチアップ対象の方は2025年3月31日終了)
子宮頸がんワクチン(ガーダシル)1回 | 20,000円(税別) | |
子宮頸がんワクチン(ガーダシル)3回セット | 50,000円(税別) | |
子宮頸がんワクチン(シルガード9)1回 | 33,000円(税別) | |
子宮頸がんワクチン(シルガード9)3回セット | 90,000円(税別) |
※別途、初再診料がかかります
2週間前までに電話、web問診で予約をお願いします。
<必ずご持参頂きたいもの>
- 母子手帳
- 接種番号が書いてあるもの
- 問診票(お手元にございましたらご記入、体温計測)